ことばを文字にするとき、その伝わりかたは
文字のかたち=書体によって大きく変わります。
株式会社写研は、90年を超える長い時間のなかで、
ことばの表現力をより豊かなものにするために、
数多くの書体を世に送り出してきました。
写真植字のために作られた確かな品質、
時代のデザインを作り上げた多様なバリエーションは、
日本の文化、日本語の表現のなかで今なお息づいています。
そしていま、写研の文字は、次の未来へ。
企業理念
会社概要
- 商号
- 株式会社写研
- 創業
- 1926年(写真植字機研究所)
- 設立
- 1950年(株式会社写真植字機研究所)
- 1972年(株式会社写研に名称変更)
- 資本金
- 97,200千円
- 本社所在地
- 東京都豊島区南大塚二丁目35番2号
- 代表取締役会長
- 南村員哉
- 代表取締役社長
- 笠原義隆
- 事業内容
- デジタルフォントの開発及び販売、不動産賃貸及び管理
- 取引銀行
- 三菱UFJ銀行江戸川橋支店、みずほ銀行池袋支店、りそな銀行池袋支店
沿⾰
- 1924年
(大正13年) - 石井茂吉、森澤信夫⽒と邦⽂写真植字機の特許を出願
- 1925年
(大正14年) - 写真植字機試作第一号機発表
- 1926年
(大正15年) - 写真植字機研究所を創設
- 1936年
(昭和11年) - ⽯井式写真植字機の販売を開始
- 1950年
(昭和25年) - 株式会社写真植字機研究所を設⽴し石井茂吉が社長就任
- 1952年
(昭和27年) - 石井茂吉「諸橋大漢和」原字制作開始 「藍綬褒章」受章
- 1956年
(昭和31年) - 電算写植機「SAPTON」開発開始
- 1960年
(昭和35年) - 石井茂吉「諸橋大漢和」書体完成 「菊池寛賞」受賞
- 1963年
(昭和38年) - ⽯井茂吉逝去、⽯井裕⼦社⻑就任
- 1965年
(昭和40年) - 電算写植機「SAPTON-N」発表
- 1970年
(昭和45年) - 第1回⽯井賞創作タイプフェイスコンテスト開催
- 1972年
(昭和47年) - 株式会社写研に社名変更
- 第1回「漢字読み書き大会」開催
- 1983年
(昭和58年) - 石井裕子「藍綬褒章」受章
- 1985年
(昭和60年) - つくば万博に写研ブースを出展
- 1988年
(昭和63年) - レンタルフォントパック販売開始
- 1991年
(平成3年) - 「漢字読み書き大会」20回開催で幕、翌年から「日本語と遊ぼう会」へ
- 1996年
(平成8年) - 多書体対応のレンタルフォントパック「Nパック」販売開始
- 2004年
(平成16年) - 「文字の生態圏カレンダー」で石井裕子と杉浦康平氏が連名で「佐藤敬之輔賞」受賞
- 2018年
(平成30年) - ⽯井裕⼦逝去、南村員哉社⻑就任
- 2020年
(令和2年) - 南村員哉会⻑就任、笠原義隆社⻑就任
- 埼⽟⼯場を取り壊し、跡地を大手食品スーパー・株式会社ヤオコーへ賃貸開始
- 2021年
(令和3年) - 株式会社モリサワとのOpenTypeフォント共同事業を発表
- 2023年
(令和5年) - 新本社ビル竣工、2~3階に本社を移転
- 4~10階を学生寮運営会社へ賃貸開始
- 2024年
(令和6年) - 株式会社モリサワより写研書体のOpenTypeフォントを提供開始